活性炭パンツ:朝日新聞

『我慢したおならはどこへ』


 3月16日の朝日新聞『疑問解決モンジロー』だ。
 朝日新聞で定期的に読む価値のあるコーナーは、このモンジローのほかは『ののちゃん』『地球防衛家のヒトビト』ぐらいだろうか。


 今日は兵庫県の小学1年生が、『オナラをがまんすると、おなかの中でいったいどこにいってしまうのですか?』と質問し、モンジローが真相を究明してくれている。
 で、理化学研究所の辨野さんいわく、『おならの正体は、腸内細菌が食べ物を分解するときにつくるガス。出さずに我慢していると、一部は腸壁を通して血中に吸収され、肺に回り、息で吐き出されることになります』だって!!
 屁をがまんしたら口から出るぞ、というのは俗説じゃなかったんですね。


 ただ、『おならがそのまま口から出るわけではありません』ということで、いわゆる口臭とはまったく別ものだそうだ。当たり前だけど。
 さらにモンジローは、人前で屁をこくときに音はごまかすとしても、ニオイもごまかせないものかと追求する。
 この都合のいい質問に、神奈川工科大学で流体工学を研究する石綿教授は、『理論的には(中略)ゆっくり出した方がいいかもしれない』とアドバイス。が、『気休め程度でしょうね』だって(爆)。


 しかし、アメリカ合州国にはおなら消臭グッズがたくさんあるそうだ。
 広島大学病院の大毛教授がそれらの消臭効果を実験したところ、活性炭入りの『ブリーフ型はほぼ100%』という結果が得られたとか。
 先生いわく、『活性炭が(おならのニオイのもとになる)硫化水素を吸着する効果は抜群。おならを逃さず接触する割合を高めれば、においはほぼ消える』そうな。


 文字通り、「へぇ〜」だよね。