ウルフォウィッツの穴:東京新聞
『貧困撲滅に”穴”ないが…』
2月11日の東京新聞(共同通信配信)の記事だ。
『トルコからの報道によると同国を訪問した世界銀行のウルフォウィッツ総裁が靴を脱いでモスクに入った際、靴下に開いた穴が丸見えに』なったという。
で、イギリスのBBCは、『総裁は世界の貧困撲滅に寄与するかもしれないが、新しい靴下を買う余裕はないようだ』と茶化し、トルコの靴下メーカーは、『200足以上を総裁に贈呈』したという。
マータイさんが言うように、「もったいない」の精神もあるかもしれないけれど、おそらくは、モスクとは靴を脱いで祈りを捧げる場所だという想定、あるいは想像力を働かすこともしてなかったんだろう。
そのあたりの傲慢さが世銀の本質であり、なぜに(米国以外の)世界で嫌われているのかを、この”穴”から学んでくれればいいんだけど。
ま、無理な話だろうね。