一姫二太郎:東京新聞

 東京新聞のテレビ欄には、『反響』という、テレビ番組専門の投書欄がある。
 他の新聞よりずっと大きなスペースを割いていて、出演者らを高く評価する場合は実名だが、けなす時は、「ある大物女優は」のようにボカすのが流儀。しかし、その分、当たり障りのある論評が多く、欠かさず読んでいる。
 その1月11日の反響欄に、「へぇ〜、知らんかった」ということが掲載されていたので、ご紹介。


 小平市の76歳の主婦の投書だ。


 「ピンポン!」というTBSの番組(ワイドショーかな?)に関して、『渋谷の歯科医師宅で起きた短大生殺害事件について、コメンテーターの一人が「この家庭は一姫二太郎の理想的といわれる家庭…」と言っていた』と指摘。
 無学な私は、「ふむふむ」と読み進めたが、『しかし、一姫二太郎の本来の意味は「長子が女で次子が男が良い」である』との苦言に、「あら、そうなの!」と驚き、インターネットで検索してみたら、こんなのがあった↓
 一姫二太郎の真実


 投稿子は続けて、『最近は古くからの言い伝え、ことわざなどを誤用する場面を多く見受けるが、人前に立つコメンテーターまで、このような間違いをしていることに驚いた』と呆れる。


 いや、ほんま、すんません。
 人前には立ちませんが、以後気をつけます。