カンニング:各紙

『漫才コンビ「カンニング」の中島忠幸さん死去』

 朝日新聞12月21日の記事だ。

 というか、私が職場や自宅で目を通す5紙全部に出ていた訃報記事。
 せっかくなので、各紙を読み比べてみた。

 『中島忠幸さん(なかしま・ただゆき=漫才コンビ「カンニング」メンバー)は20日、白血病による肺炎で死去、35歳。』までは、どの新聞も同じ。

 しかし、カンニングの説明にあたっては、読売と朝日で微妙に異なる。

 読売新聞いわく『どなりちらす竹山さんを、中島さんが穏やかな調子でなだめる漫才で人気を集めた』
 これに対して朝日新聞は、『竹山さんが突然怒りだし、中島さんがおろおろする芸で人気を集めた』と、一歩突っ込んだ紹介に。

 読売の言い方では、何がおもしろいのかがわからないし、朝日に対しては、「おろおろしてたっけ?」との疑問が浮かぶ。
 が、産経、毎日、東京の各紙は、かつての「プラウダ」なみに論評抜きの報道で、これはつまらない。さすが、日本の二大紙だ(^^)。

 ちなみに、ミクシィにおいて、この記事に関連した日記を書いた人が約3000人とスゴイ数になっている。
 なにかが、人々の琴線に触れたんだろう。
 かく言う私も、相方の竹山に、「お疲れさん。ちょっと休め」と言ってあげたい。