ドロガメ:毎日新聞

『ぼやき漫才で人気』


 2月6日、毎日新聞の訃報だ。


 『生恵幸子さん(いくえ・さちこ=漫才師)83歳 5日、脳出血後遺症のため死去。葬儀の日取り、喪主などは未定。』とのこと。
 タイトルを見て、「おいおい、人生幸朗は、とうの昔に死んどるやろ」と突っ込みを入れたら、奥さんだった。幸朗の15歳も年下だったんですね。
 『1955年に夫の故人生幸朗さん(82年に74歳で死去)とコンビを結成、ぼやき漫才で人気を集めた。』とのことで、相方を亡くしてからは、ほとんど芸能活動をしてなかったそうな。


 ところで、『「責任者出てこい!」と叫ぶ幸朗さんに、生恵さんが「このドロガメ!」などとつっこみ、笑いを誘った。』とあるのだけど、いまさらながら、「ドロガメってなんだったの?」と思ったら、広辞苑に載ってた。


 スッポンのことなんですね。無学とは恐ろしい。。。


 ちなみに、読売新聞は、『「ぼやき漫才」で戦後の上方漫才を支えた』とあり、元ファンとしてもかなり誇らしい。
 ふたたび二人でぼやいてるのかと思えば、天国も悪いところではなさそうな気がする。
 ご冥福を。


人生幸朗ファンは、ぜひwikipediaで「生恵幸子」を検索くだされ。在りし日が脳内に蘇ります。